ジム・ケリー『火焔の鎖』の感想をアップしました。

カー祭りを機に、積んでいたジョン・ディクスン・カー『疑惑の影』読了です。ディクスンではなくカーを読むのは久々な気が。フェル博士はあんまり好きじゃないのです。ってか、好きとか嫌いとかなくて、HM卿が好きなのです。内容は……巷でギャースカ文句を言われてるほど、つまんなくはなかったですけどねぇ。やっぱりカーは面白いようです。

現在、セバスチアン・ジャプリゾ『シンデレラの罠』を読書中。先月新訳が出たので、積んでいた旧訳版を読んでいます(買ったのは、去年3月、高松のブックオフでだったかな)。聞いていたほど読みにくくはないです。薄いので2日で終わりそうですね。


昨日、高松のリバー書房という古本屋でポケミスを見ていたら、ピーター・ディキンスンが1500円で2冊、4000円で1冊売られているのを発見。相場はいくらなんですか、Amazonは2500円くらいで、5000円とか、10000円というのもありますが。
いや、1500円は十分お買い得だとは思うんですが、古本屋さんで1000円以上出すことは、自分、めったにないもんで、今回も遠慮してしまいました。……してしまいましたが、うぅん、やっぱりもったいなかったかなぁ。後で周りから「買えよバカ」となじられそうな気がします。1000円なら飛び付くのに……。それか図書カードが使えればいいのに……。


東京創元社の新刊・近刊案内によると、5月は海外ミステリは少なめ、その分4月は多め、って感じですね。読んでみたいのだけでも、

◇『技師は数字を愛しすぎた【新版】』ボワロ&ナルスジャック
◇『迷走パズル』パトリック・クェンティン
◇『殺す鳥』ジョアンナ・ハインズ
◇『フランクを始末するには』アントニー・マン

の4つ、かなぁ。ボワロ&ナルスジャックもパトQも1つも読んだことないし。ハインズはいかにもな英国ミステリっぽくて興味があるし、マンは初めて聞きましたがイギリス作家の短編集、って感じでこれまた面白そうですね。


いや、それにしても、最近はフランスミステリの新刊が少ない気がします。東京創元社に限って言うと、えぇと、ここ数年は何があったかな。

◇『技師は数字を愛しすぎた【新版】』ボワロ&ナルスジャック
◇『裏返しの男』フレッド・ヴァルガス
◇『シンデレラの罠【新訳版】』セバスチアン・ジャプリゾ
◇『死刑台のエレベーター【新版】』ノエル・カレフ
◇『ウサギ料理は殺しの味』ピエール・シニアック
◇『騙し絵』マルセル・ラントーム
◇『麗しのオルタンス』ジャック・ルーボー

んー、新しい順にこんなところでしょうか。どうも新版とか新訳が多いですよね。『ウサギ料理~』も新訳ですし。あとは、早川書房のポール・アルテくらいでしょうか……。あ、カミもあったか。現代フランスミステリはどーなってるんでしょう。

フランスミステリの古典といえば、まずは19世紀のエミール・ガボリオ(読んだことない)で、次が20世紀初頭のガストン・ルルー『黄色い部屋の謎』、さらにその次はもはやモーリス・ルブランにジョルジュ・シムノンという感じで、で、止まってしまうというか、次がパッと出ません。カトリーヌ・アルレー、ボアロー&ナルスジャック、シャルル・エクスブライヤとかが戦後かなぁ。その後は……うぅん。自分が勉強不足だというのもありますが、あまり体系的に紹介されていないような気がします。

TYはそんなにたくさんフランス物を読んでいないので、あまり偉そうなことは言えないんですが、やっぱりフランスミステリ独特の雰囲気というのがあると思います。オシャレなんですよね、何となく……ま、思い込みかもしれないですが(笑)
今まで読んだ中でかなり良かったのは……ミッシェル・ルブラン『殺人四重奏』でしょうか。これは必読だと思います。
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