以下の文章は、以前ちょこっと書いたはいいけど、タイミングを失って下書きにずっと入っていたものです。あんまり個人的な話なので誰が興味持つんじゃい、ってことでボツにしたんですけどね。ちなみに予約投稿です。コメントがあれば、7日以後に返信しますので、お気軽にどうぞ~。



今日、図書館で久々に、青い鳥文庫のパスワードシリーズをぱらぱらめくったんですよ。うぅむ、やっぱり子供向けだなぁ、なんて思いながら。再読するにはちと厳しいです。
主人公のマコトが、団長のネロと会話する時に、「ネロって、もしかしてレックス・スタウトから?」「その通り。小5でスタウトを読んでるなんて末恐ろしいな」みたいな会話があったんですが、末恐ろしいどころじゃないでしょーに。そんな小学生がいるならこっちがお近づきになりたいわ。

たいして古い作品でもないのに、Amazonでやたらと高価格がついてしまっている作品があったりします。
例えば、2005年に出たポケミス、レックス・スタウト『編集者を殺せ』……なんだよ20000円て頭おかしいだろ。この作品、ネロ・ウルフ物の中ではかなり気に入っている方なんですけどねぇ。何がどうしてこんなに高騰してるんだか。Amazon以外では普通に買えるだろうに。
TYもそんなにたくさんスタウトを読んだわけではなくて、『腰抜け連盟』『料理長が多すぎる』『殺人犯はわが子なり』、そして『編集者を殺せ』だけです。ある程度思い出補正のためでもありますが、この中では『編集者~』が断トツです。なんでか忘れましたが。

えぇと、児童書ミステリの話でした。とにかく、パスワードシリーズは、正直言うと、人生でハマったことは一度もありませんでした。結構読んだのに。読み始めたのがちょっと遅かったから、というのもあるかもしれませんが。

逆に、TYが小学生の時、必死になって老いかけたのが那須正幹です。ズッコケ三人組は45/50くらいは読んだはずですが、ミステリ色の強いものも多いです。ってか連続殺人とかまでなかったっけ。那須さんさすが型破り……。『ズッコケ三人組のミステリーツアー』とか、割とビビったような。ちなみに、一番怖かったのは『ズッコケ発明狂時代』です、たぶん。ラストがもうアレだったなぁ。『ズッコケ心霊学入門』とか『大当たりズッコケ占い百科』とか、幽霊関係もめちゃめちゃ怖くて(ってか初期作品は怖いのが多かった)。反対に、好きな作品はいっぱいありますけど、『参上!ズッコケ忍者軍団』はとにかくお気に入りでした。怪盗Xのシリーズも好きでしたね。たまねぎ形の建物とか出てきた……んじゃなかったかな。
那須正幹さんは児童書ミステリの執筆が多いです。青い鳥文庫だと、「写楽ホーム凸凹探偵団」シリーズとかは結構本格的。ただ、那須ミステリのベストはやっぱり「お江戸の百太郎」でしょう。多分今読んでも面白いはず。殺人やら強盗やら放火やら、それこそ江戸時代の犯罪を生き生きと描いていて、とっても楽しんだ記憶があります。続編の「銀太捕物帳」はイマイチだったけど。数年前に、数年降りに「銀太捕物帳」シリーズの最新作が出たみたいで……よ、読まないな、たぶん。


他には、もちろんマガーク探偵団ですね。もう、ホンットに大好きでした。裏表紙のマンガが、復刊版には載らなかったようで、非常に残念です。というか、未訳本もいくつかありますよね。もったいない、あんなに面白いのに。ダガジグダガジグブンチャッチャ。そういや、マリ・ヨシムラって、海外作品に出る日本人にしてはかなりちゃんとしたネーミング。
はやみねかおるは……小6くらいからかなぁ。高校の初め頃までに出た作品はあらかた読んだはずです(逆に言うとここ数年の新作はほぼ読んでない)。夢水清志朗も、怪盗クイーンも、都会のトム&ソーヤーも、虹北恭助も、ノンシリーズも読みあさりました。TYは、パスワードシリーズじゃなく夢水だったわけですね。懐かしいなぁ……と言いながら、今、ノルマ本として虹北恭助をめくる日々。

忘れちゃならないのが『エーミールと探偵たち』です。今読んでも十分に面白いですよ。山高帽の男を追うシーンとか、冒頭の登場人物紹介とか、とにかく楽しませようという雰囲気でいっぱいです。『エーミールと三人のふたご』も、ちょっと出来は落ちますがやっぱり面白い(おばあさんがね、もう)。さすが人気がありすぎてナチスが持て余しただけはある作家。

まぁ、たぶん、小学校時代に読んだミステリはそんなもんでしょうか。あ、ホームズとルパンと怪人二十面相はとりあえず置いときます。ルパンは偕成社一筋。怪人二十面相は、当時ですらプロペラがバカバカしいのに怖かったのは何でなのか。あと郵便ポストとか、今思うとギャグでしかないよね。
で、小5だったか、その頃からアガサ・クリスティを青い鳥文庫で読み始め、『オリエント急行の殺人』『ABC殺人事件』に度肝を抜かれ、『大空をとぶ殺人』に感心し、『ゴルフ場の殺人』はつまんね、と思いました。小6で初めてクリスティー文庫の『ナイルに死す』を買ったのを皮切りに、クリスティをひたすら攻めることになるのです……。
クリスティに関して1つ言っておくと、岩崎書店の「アガサ・クリスティー探偵名作集」も結構読んでたんですよ。その中で断トツに印象に残っているのが、15巻の『金持ちの未亡人事件』。これはパーカー・パイン物を集めたもので、どれもはまりにはまったんですが(ちょっとジュヴナイルっぽいもんね、話が)、その中でも表題作「金持ちの未亡人事件」の素晴らしさは、子供心でも群を抜いていました。まさに感動的。最後の挿絵がホントに美しかったですねぇ。クリスティ短編の中でかなりのお気に入り作品です。
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