困った。
いえ、実はですね、サークルで「日常の謎」特集をやろう、ということになったんですよ。というか、まぁとある1年生(自分も1年生だけど)が言い出したわけです。ま、それはいい。
そして、自分にも仕事が回ってきました。最初の任務は……海外ミステリから「日常の謎」物を20冊、選定せよ、というものでした。

む り だ (^0^)/

いやいやいやいや、無理ですってば。だいたい「日常の謎」って、日本独特のジャンルじゃないですか。こう、なに、身近な謎を推理する、みたいな。死体とか出ない感じで(出てもいいけど)。あるか?そんなもん。

ウィキペディアを見ると、「海外の作品では、G・K・チェスタートン著の『ブラウン神父シリーズ』や、アガサ・クリスティの『ミス・マープルシリーズ』の一部がこの分野に該当するのではないかとの説もある」って書いてあります。「との説もある」って、すでにあやふやじゃないですか、おいおい。

もっとも、「日常の謎」の定義と言うのはすこぶるあいまいです。冒頭で死体が出なくても、謎を解くことで、実は殺人事件だった、となる展開も含まれる、という意見もあります。[追記:企画者様によると、最終的に犯罪が絡んでもオッケーだそうです。助かった……]

例えばこの間読んだ、ブラウン神父の「青い十字架」ですか、あれとかは、まぁムリヤリ分類出来ないこともないですけど、うぅん。ポアロなら「安アパート事件」とかならいいんでしょうか。ミス・マープルだと、『火曜クラブ』あたりにそれっぽいのがあった気はしますが、あれって、結局は身近な何か違和感が、実は殺人があったことを示す証拠だった、みたいなのばっかりじゃないですか。それって「日常の謎」と言っていいんでしょうか。[追記:いいんです]
ってかやっぱり、「殺人への布石」となってるものがほとんどなんですよね。この間読み終わったフレッド・ヴァルガス『青チョークの男』(あ、後で感想載せます)なんかは、あらすじ読めば分かると思いますが、冒頭とかなら確かにそれっぽい。けど結局、死体が出るんですよ。シャーロック・ホームズの「赤髪連盟」とかは……うぅ、やっぱり犯罪だしなぁ。エドマンド・クリスピン『消えた玩具屋』は……ちょっと、「謎」のレベルが大きすぎるかなぁ。
そういうパターンばっかりで、それっぽくないんですよ。ま、自分はそもそもそれっぽい「日常の謎」を読んだことがないので、具体的なイメージがわきにくい、ってのもあるんですけど。

となると、残りはコージーミステリですね。確かに何か眠ってそう……ですけど、全然読んだことないんですよ、あいにく。

となると、やっぱり古典かなぁ。M・D・ポーストのアブナー伯父とか、H・C・ベイリーのフォーチュン氏とか。今のところ他に思いついているのは、ハリイ・ケメルマン『九マイルは遠すぎる』に収録されているどれか(「おしゃべり湯沸かし」当たりが良さげ)。まだ読んでいませんが、『黒後家蜘蛛の会』にもあるらしいという話も(というか、「黒後家蜘蛛の会」は史上最初の日常の謎らしいぞ)。


というわけで、こっちも必死でやってはいますが、ぜんぜん上手くいかないので、「日常の謎」を扱っている海外ミステリを大募集しまーす。期間は日曜日まで!何か思いついた人はどしどしコメント欄に書き込んで下さい。あふれるようなお礼の言葉をあげます(コラ)。サークルの企画をブログ読者に手伝わせるとか何事じゃ、という批判は、なしの方向で。というわけで、どうぞよろしくお願いします。


現在の候補作
コナン・ドイル:「シャーロック・ホームズ」シリーズ
G・K・チェスタトン:「ブラウン神父」シリーズ
アガサ・クリスティ:「ミス・マープル」シリーズ、「エルキュール・ポアロ」シリーズ
ハリイ・ケメルマン:『九マイルは遠すぎる』
アイザック・アシモフ:『黒後家蜘蛛の会』
H・C・ベイリー:「フォーチュン氏」シリーズ
ロバート・ファン・ヒューリック
マガーク探偵団
キャロリン・キーン
カーター・ディクスン:『騎士の杯』
ポール・ギャリコ
『ワンダーランドの悪意』

その他いろいろ更新中……
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