帰りの電車で、この間の2年生の同窓会で会った人とまた会いました。三浦半島でゼミの合宿だったそうです。何が悲しゅうて夏休みに海を前にして勉強せにゃあかんのか……。


さて、昨日今日と国立国会図書館に行ってきました。人生初ですね。なんてったって日本一の図書館ですから、気合いも出るってもんです。基礎演習とかいう授業のためなんですけどね。ミステリの研究だとここまでやる気が出るのか……。
というわけで、初心者向け・国立図書館の使い方、いってみよう!

1、通学に銀座線を使っているので、赤坂見附で降り、永田町駅まで歩きました。この2つの駅、同じ扱いらしいけど、いや実際切符とかも同じだし、駅のホーム通って移動できるけど、銀座線から有楽町線と半蔵門線のホームをまるまる通り抜けてやっとのことで着いたんですけど。めっちゃ遠いんですけど。しかも昨日は信じられないくらい暑かった上、時刻は良い感じに午後2時。すでに蒸発しそう。

2、ようやく到着。入口が2つあって、1つはベテラン向け(利用者登録した人)、1つはシロート向け(利用者登録してない人。もちろんしないで毎回使ってもいい)があります。さっそうとシロート入口へ。

3、指示通りロッカー室に向かいます。なになに、かばん等中身の見えない物の持ち込みは禁止だって?この透明な手提げビニール袋に入れろと?あんまり入れると破けそうなんですけど……。とりあえず、その袋に、筆箱やらメモ紙やら本やら財布やらを突っ込む。ちなみにロッカーは100円、お金はちゃんと返ってきます。

4、画面の指示に従って入館証的なものを作成。住所氏名電話番号など。カードをゲット。

5、カードでゲートを入場。すると……。

6、うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!

7、てな見た目のところに出ました。すごいです。新館とかいうらしいです。とりあえずみんな行ってみよう。ただし入って一面本ばっか!というのとは違います。というか本はどこにもないです。そういうもんです。図書館なのに。

8、自分はさっさと利用者登録をしました。入るのが楽になるとか、関西館から取り寄せ可能とか、そういったメリットがありますが、まぁ正直作らなくても問題はありません。たぶん。

9、本館に移動。いかにも’新’な新館と違い、本館はそこまでおニューな感じはありません。といってもすごくきれい。天井高いしハイテクだしで、とりあえず立派。すごくいい感じの場所です。職員さんがあちらこちらでうろちょろしつつ、利用者の様子を生温かい目で見守っています。ところで図書館って、きれいにしてるとこもあれば(つくば市はきれいだよね)、お世辞にもきれいとは言えないとこもあるわけで(松戸市はなぁ……)。

10、パソコンがずらっと並んでいます。なに、これで貸し出しをするの?入る時に使ったカードをセッティングして(このカードは図書館のあらゆるところで使わされます)、借りたい本を探してクリック!1度に3回までしか借りられません。結構少ないぞ……。
ところで、国立国会図書館と言えば、あらゆる本がそろってるわけじゃないですか。マンガやらおばかな本やらエロ本やらまで。というわけで勇んで検索して、借りたい本をクリックするんですが、意外とねぇ、何でも借りられるってわけじゃないんですよ。自分が借りようとしてたミステリだと、1960年代より前のはほとんど無理ですね。専門書とかだとだいぶ違うんでしょうけど。だから例えば「ぶらつく選書」とか「雄鶏みすてりーず」とか100番台のポケミスとかは無理なわけです。いや、別にそれ目的で行ったわけじゃないですけど。

11、クリックした本がカウンターに届けられるまで20分くらいかかるそうです。とりあえず、でっかい電光掲示板の前でぼへっと本を読んで待ちます。今読んでるのはこないだ紹介した『不思議を売る男』。

12、20分くらい経ったころに電光掲示板を見ると、自分のカードの番号が載っているじゃありませんか。カウンターに行き、カードを見せると、5秒ほどで司書さんが本を持って戻って来ました。カバーは全部ついていません。あれってどこかにおいてるのかな。そう考えると、その部屋ってすごい気もしますが。バーコードを読みとって貸し出し完了。

13、読む。ちなみに、ここの図書館の本はお持ち帰り出来ません。返さないと帰してくれないのです。

14、コピーも勝手に取らせてくれません。コピーしたい範囲を指示して(しおりつけたりとか)、専用のカウンターに行き、本を渡します。やはり20分くらいすると電光掲示板にカード番号が載り、コピーと本を受け取れます。みんなが勝手にコピーを取ると本をぐしゃぐしゃにする人がいるからだそうです。いや、それはいい。それはいいんですけど、白黒A41枚25円ってどーゆーことですか。怒るぞコラ。
これってつまり、ひたすらコピーに専念する職員さんが何人もいるってことですよね。うわぁ過酷。

15、本を読み終え、コピーもしたい人はそれも終わったら、返却カウンターに返します。

16、カードを通してゲートから出ます。

17、ロッカーを開けてかばんを取りだして100円を忘れずに取って完了。


というわけでした。
いえね、このいちいち20分待たされるのって、一見すっごくめんどくさそうじゃないですか。ところが20分って、本なんか読んでりゃあっちゅー間なんですよね。というか、自分で本を探しに行かなくていいってのがこんなに楽だとは知りませんでした。今日大学の図書館に行ったら、4階まであがるのがめんどくさいことめんどくさいこと。
ところで国立国会図書館って、関西館あわせりゃ全ての本があるわけですよね(全てって言っても、戦前の本は結構抜けてるんだよな……。1935年に柳香書院から森下雨村訳で出たクロフツの『樽』があれば良かったのに。まぁ、あっても、たぶん古いやつだから見せてくれないんだろうけど)。あの建物の中ってどうなってるんでしょう。本が分類番号順にずらぁっ!って感じですか。死ぬまでに1回見てみたいんだけど、無理なんだろうなぁ。

以上、国立国会図書館レポートでした。


ちなみに今、大学の図書館から借りてる本は、この間読み終わった『嵐が丘』と読み終わった研究用のを除いても、
○フィールディング『トム・ジョウンズ』1巻~4巻
○シェイクスピア『ロミオとジュリエット』
○サマセット・モーム『月と六ペンス』
○『西洋中世史研究入門』
○高山博『中世シチリア王国』
と計8冊あるわけで、返却期限が9月2日という。まぁ無理ですね。

しかも、市内の図書館から借りてるやつが、
○ジェラルディン・マコーリアン『不思議を売る男』
○ニコルソン・ベイカー『フェルマータ』『中二階』
○モーリス・ルブラン『813』『続813』
○田中啓文『笑酔亭梅寿謎解噺』
ですからね。読み切れません。プラスアルファでミステリもちゃんと読みたいし。あぁどーしよ。

ちなみにルパンは偕成社の全集です。子供向け扱いされてるけど、あらゆる訳を読み比べたルパンファンに言わせると、これが一番いいらしいですね。自分もこれを読んで育ったので嬉しいご意見。この表紙の渋さがたまんない。そして元の発音に近かろうと、リュパンじゃねぇ、ルパンだ。
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