今日でようやくキャンパスツアー(詳細は前回の記事参照)が終わりました。って別に、自分は1日目しか案内してませんけど、2日目と3日目に引き継ぎとか説明とかで、結局全部関わってしまった感じです。ま、こういうのはヒマな人の善意によって成り立つ企画ですからね(笑)こんなんで役に立てるならまた使ってくださいな……ってこれ誰に向けてのメッセージだ?


『嵐が丘』は上巻が終了しました。かなり良いペース。というかですね、この話、くっそろくでもない人ばっかり……というかろくでもない人しか出てこないのに、なぜかめちゃめちゃ読ませます。おぉぉすごいぞエミリー・ブロンテ。小説がこれ1冊というのは信じられん。出版の翌年に、風邪ひいたのに「医者なんか大っ嫌い!」とか言って死んじゃったんですよね。もったいないことです。そんなにお医者さん嫌いなのに、作中に出てくるケネス先生がわりかし優秀なのは何で?
感想文は下巻終了後にアップします。


で、昨日は刑事コロンボ「黒のエチュード」(1972)を見なおしました。第2シーズンの1作目ですね。原題は「Etude in Black」ですので、珍しく直訳です。それはいいんですが、このタイトルって結局どういう意味なんですかねぇ。ここ最近の感じだと、コロンボのタイトルって必ず掛け言葉とか入っていて、「オゥ、イッツアイングリシュダジャレ!」みたいな感じなのに、こればっかりは1つも意味が分かりません。「エチュード」って練習曲ですよね。コロンボが弾いてたあれがそうなのかな。いやでもそれじゃタイトルとして面白くなさすぎだし。分かる方どうか教えてください。

犯人役の指揮者さんですが、とりあえずもっと上手い指揮をしてもらいたいもんです。「のだめカンタービレ」の千秋先輩といい勝負(って言ったら怒られそう……どっちから?)。それから、犯人の奥さん役の女優さん、ブライス・ダナーなる結構な美人ですが、いつぞや見た『ミート・ザ・ペアレンツ』のお母さん役だそうです。はぁ。ちなみにコロンボの撮影中に妊娠していたとのことですが、テニスやっていいのかな?

トリックとかプロットとかは正直微妙でしょう。決め手の2つ目の映像は、あぁ、こんなのあったね、とちょっと感心しますが(というか前見たのにすっかり忘れてた)、それほどインパクトのある証拠でもないし。それに、ああいう言い逃れは誰だって思いつきますし、そうなると奥さんとかビル(とかいう黒人)の証言如何になるわけですよね。決め手としてはやっぱり弱いかなと思います。ただ、ミステリ的には微妙ですが、最後の奥さんとコロンボの会話によって、この作品はかなり味わい深くなっているんじゃないでしょうか。ってかこれがなかったらありきたりすぎるよなぁ。「浮気」ネタを単に動機だけに利用しなかったのはさすがです。
そういや今回のコロンボは、わりあい証拠固めがメインで、ひっかけとかはしませんでしたね。第2シーズンの最初だからか、やたらとコロンボのキャラ付け的なシーンが多いです。それがいちいち面白いです。この作品は割と笑えるところが多いと思います。コロンボのストーカーっぷりとかがね、いくらなんでもしつこすぎでしょうと。オードリーとの掛け合いもいいし。犯人を指摘する時の彼女のポーズはいったい何なのさ(爆)

ではこの作品の見どころはどこか、というと、もちろんコロンボの相棒となった「犬」ですよ、もちろん。この犬かわいすぎでしょう。グダッとした顔が、こうまでかわいくないのにかわいいとかどういうこっちゃ。池でおぼれていたとこを助けたとか言ってましたが、この犬に限っては全然おかしくない状況です(笑)
何でも第2シーズン開始にあたって、テレビ局側からコロンボに相棒を付けろと注文が入ったらしいですね。で、このしゃべらない犬がその要求に対する無言の抗議だとか。うぅむ、さすが脚本家、発想が一歩先にいっとる。

まぁただ、総合的にはフツーといったとこでしょうね。犯人が魅力的か、プロットが優れているかと言われるとちょっと微妙。ただネタ的には極めてオーソドックスだけど使い方が悪くないし、犬もかわいいし、ちょいちょい笑えるので、マイナス評価というわけでもなく、水準以上の作品だと思います。
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