いや、浦島太郎なんかより、とりあえず近況報告ですが。

現在、体育のレポート、シケプリ作り、テスト勉強に追われています。しかも、河合塾の模試採点アルバイトに応募したんだけど、その模擬採点(=二次選考)の締め切りが今日で、それもまた忙しくって。現代文とか古文とか漢文とか、めちゃめちゃ久々に解きました。国語の採点はやっぱり大変だよな……みんなが応募しそうな数学とかは、だから避けたんですけど。

金曜日の放課後に、うちの大学の落研の七夕公演とやらがあって、まぁどうせなので見てきました。うちのクラスのやつがコントやってるんですが、さすがラーメンズをリスペクトしているだけあって、相変わらず面白いですね。5月の文化祭の時の落研のライブ時より、全体的に上手くなっていた気がします。落語は……うん、すっごい微妙でした(笑)落研で落語やる人っていないんだな……どうせやるなら、「千早振る」とか「ぐつぐつ」とか、とりあえず笑いを誘いやすい演目にしたらいいのに。

読書の方ですが、本当は今週中にポーを読まなきゃいけないんですが、目をそらしつつ、エラリー・クイーン『シャム双生児の秘密』を読んでいます。先輩から借りてるセイヤーズも早く読まないと……。



さて、浦島太郎です。本当は今日はこの話がしたいんです。
皆さん、今までに浦島太郎の話を読んだり聞いたりしたことは何回もあるでしょうけど、その度に素朴な疑問がわいてきたはずです。

……なぜ、乙姫は、カメを助けたというヒロイックな田舎っぺである浦島太郎に、「開けてはならん」とかムチャな要求と一緒に、開けたら老けるという迷惑極まりない箱を渡したのか?

これは謎です。ミステリです。どれくらい変なことかというと、人間に助けてもらった鶴が、美しい女に化けてその人のもとへ現れ、「この間はどうも」なんていいながらそいつを殴り倒して金品をかっさらって逃げる、というくらい変なのです。どこの世界に、わざわざ海底に引きずり込んでまでお礼をしたあげくそいつをヒドい目に合わせる人がいるというのでしょうか。全く持って謎です。


この謎を解く鍵が、乙姫は、帰ろうとする浦島太郎を引き留め、それでも3年もいちまったと言って帰ろうとする浦島太郎に、じゃあこれを、と言って箱を渡した、という経緯に隠されています。そう、乙姫は浦島太郎に、とりあえず帰って欲しくなかった。そして、それでも強硬に帰ると主張する浦島太郎に対して、今度はとてつもない怨みを抱いたということなのです。もう、浦島さんなんて大っ嫌い、この箱でも開けてじじぃになってくたばっちゃえばいいんだわ!って感じです。この心境の変化はどこから生まれたのでしょうか。

ここでキーとなるのが、浦島さんは竜宮城に3年もいたということ(3日と書いてある話もありますが、3日で飽きるというのはあり得ないでしょう)、そして乙姫がカメに引き連れられてやってきた浦島太郎を「歓待」した、ということなのです。歓待の内容がなんだったかは分かりませんが、とりあえず乙姫も浦島太郎も若い男女なわけです。しかも浦島太郎は、自分が殴られるのも顧みず、カメを救おうと身を張った(かもしれない)、勇気と行動力にあふれたとんでもなく良いやつなのです。3年の間に乙姫が彼に惚れるのは時間の問題です。浦島太郎だって、絶世の美女を前に3年間飲んで食って踊ったというだけではないでしょう。

とすると、ここである可能性が生まれます。乙姫は、浦島太郎の子供を身ごもっていたのではないか?

そんな中、楽しい暮らしにも飽きたし、親に会いたいと浦島太郎が言いだします。乙姫にとっては寝耳に水。私と結婚して、終生ここで一緒に暮らしてくれるのかと思いきや、んなこた知らんと浦島太郎は開き直ります。そして話すことはと言えば、「あぁ、親に会いたいなぁ。母ちゃん元気かなぁ」というセリフばかり。最初は懸命に引き留めようとした乙姫も、やがて浦島太郎がただのろくでなしだったことに気付きます。マザコンの彼に失望もしたことでしょう。こんなやつ、とっとと死んじゃえばいいんだわ。

そして、玉手箱を渡すのです。

そんな乙姫の想いも知らず、今やただの遊び人・浦島太郎は、おっ、金目のものでも入ってんのかな、なんて軽い気持ちで玉手箱を受け取ります。乙姫が開けてはいけない、と言ったせいで、余計に開けたくなったことでしょう。もちろんこの乙姫のセリフは、何の疑いも持たせずに浦島太郎に玉手箱を開けさせるという、一種の心理誘導トリックです。

地上に戻り、何十年も経ち親が死んでしまったことを知った浦島太郎は、この玉手箱の中身さえあればこれからも楽な暮らしが出来るさ、とたかをくくります。そして彼は……。



……すみません、またまた下衆な解釈です。
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