えっと、突然アクセス制限がかかっている記事がアップされていて、なんだこりゃと思っているかもしれませんが、まぁ気にしないでください。このブログを普段見ている人には何にも関係はありませんから、えぇ。ちなみにパスワードは自分の好きな作家さんです(笑)


で、ようやっと江戸川乱歩評論集『クリスティーに脱帽』を読み終わりました。予定より一日遅れです。志賀直哉を読んで、そのレポートを書くの、今から間に合うかしらん。間に合わないと単位が来ない……おーまいがっ!

その評論集ですが、うん、意外と面白かったのはいいとして、壮絶なネタバレの嵐だったのには辟易としました。だんだんヤバそうなところを読み飛ばす能力は身につけましたが、それでもねぇ、いきなり出てくるとしょうがない。一部であろうと読み飛ばすって嫌いなんだよなぁ。

だいたい、海外ミステリ好きとか自称しておきながら、いわゆるミステリ史上の「名作」で読んでいないのがあまりに多いのが問題なんですよ。1950年代までの作品で思いつくだけでも、

「黄金虫」「お前が犯人だ」エドガー:アラン・ポー
『黄色い部屋の謎』ガストン・ルルー
G・K・チェスタトンの「ブラウン神父」ものを全部
オースティン・フリーマンの「ソーンダイク博士」ものを全部
『矢の家』A・E・メースン
『赤毛のレドメイン家』イーデン・フィルポッツ
『ギリシア棺の謎』エラリー・クイーン
『火刑法廷』などなどジョン・ディクスン・カー
『幻の女』ウィリアム・アイリッシュ
『殺意』フランシス・アイルズ

といったとこですか。
しっかし、乱歩は作品を褒めるのが上手いですね。褒めている作品をことごとく読んでみたくなります。特に、そうだなぁ、『赤毛のレドメイン家』と、カーの『死者はよみがえる』が今一番読んでみたいですね。

ちょっと驚いたことでは、まぁ、感想文に詳しく書きますが、乱歩は、少なくとも1950年の時点で、アガサ・クリスティに関してはほとんど評価しきれていない、ってことですね。だって全然読んでいないんですよ。「クリスティーに脱帽」を書く前に一気に読んだくらいで、ほとんど注目してなかったかのよう。
もうひとつ、アントニイ・バークリーに関する記述がほぼゼロでしたね。『殺意』を書くときに、アイルズの別名だ、と言っているくらい。これは意外です。日本への紹介が遅いとは聞いていましたが、そんなに遅かったんですか?

ちなみに、ウィリアム・アイリッシュは一冊も読んでいないんですが、なぜか1つだけ読んだことがあります。コーネル・ウールリッチ名義の『聖アンセルム923号室』という、ちょっとマニアックな連作長編(といっていいのか)です。これは……何というか、泣けますよぉ。ブログに感想文を載せてあったはず。
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