2010.05.04 電子書籍論
昨日、100円コンビニに行きました。

4つ買いました。

420円で、なんか騙された気になりました(笑)別に百均ならどこでもそうなんだけどさ。



電子書籍について、かなり長々と書きます。批判的に。


昨日の朝日新聞の「GLOBE」ですけど、電子書籍の話題が書いてありましたね。日本以外ではすでにメチャクチャ需要が進んでいるとか。ハードカバーで買う値段の半額以下でダウンロード出来るとか。

えーい、いまいましい。

まだ実物に触れてないからなんとも言えないんですけど、そもそも「本」を「字の集合体」と考えることが間違っているんですよ。そういう考えだから、電子書籍でいいじゃん、となるんです。
まぁそう考える人ならそう考えたって構わないとは思いますが、ただ少なくともTYにとって、本とは一種の芸術品です。厚みがあって、パラパラめくれて、だんだん黄ばんでくるところに良さがあるんです。並べて背・表紙が彩り鮮やかになり、ポケミスみたいに統一感が出来るところが良いんじゃないですか。読めりゃあいいってもんじゃないんですよ。

それから残りページのことがあります。電子書籍ではもちろん本の厚みは分からないわけじゃないですか。これを電子書籍の良さだと言う人もいます……例えばミステリだったら、残りページから話の展開を予測したり出来なくていい、と。

何をアホな。残り100ページもあるのに真相が暴かれたら、ニセ真相だってことは、むしろ分かりながら読む方がいいじゃないですか。大体残りページなんて厳密にとらえるもんではなく、手の感触で何となく感じるもんですよ。だんだん厚みが薄くなってきたなぁ、という感じがいいんじゃないですか。

それに、ラスト20ページとかになると、読む側としても気合いが入ります。正直なところ、気合いが入ってるからこそ最後が乗り切れるような、尻切れトンボな作品もあるわけで(笑)そういう作品は、たぶん電子書籍ではかなりあっけなく終わっちゃうでしょうね。今後の作家は、後半の盛り上がりばっかり気にするようになるかもしれません。そうなったら悲劇としか言いようがない。

折からの出版不況なだけに、今後の展開が心配されます。文庫の値段はどんどん跳ね上がるかもしれません。電子書籍しかない50年後なんかに、意地張って古書ばっかり手にとってたら、電子書籍しか知らない孫なんかに、「うっわ、じじくせっ」とか言われるんでしょうかね。ああいやじゃいやじゃ。

絶版になった本って、20年も経つと入手困難になりますよね。まして今後の20年はもっと不安。再読したい本は、日頃から買っとくべき時代なんでしょうね。

他の本好きな方は、どうとらえているんでしょうかね。ぜひ意見を聞きたいです。普及は、せめてあと100年待ってくれ(笑)



ビル・S・バリンジャー『歯と爪』を電車内にて読了。袋とじも、これからは消えゆく運命なんですかね……。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://yossiworld.blog72.fc2.com/tb.php/358-72f669e4