7月10日まではかなり忙しいので更新が止まりがちになるとは思いますが、ご了承ください。
さて、今年は比較的映画を観ているんです。観てるといっても数作ですが、全体的にわりとミステリ寄りだったので、上半期分をここでとりあえずまとめておこうと思います。忘れちゃうしね、何を観たか。長いので何回かに分けます。
ちなみにベストは『リザとキツネと恋する死者たち』。これはもう圧倒的ですね。超おすすめです。
なお、あらすじは適当に映画紹介サイトやAmazonから引っ張ってきました。


007 スペクター
『007 スペクター』サム・メンデス監督(2016年1月19日)
メキシコでの休暇中に起こした不祥事により、全ての任務からはずされたボンド。Mの監視から逃れ単独でローマへと赴く。そこでボンドは殺害された悪名高い犯罪者の未亡人であるルチア・スキアラと出逢い、悪の組織スペクターの存在をつきとめる。その頃、ロンドンでは新国家保安センターの新しいトップ、マックス・デンビーがボンドの行動に疑問を抱き、Mが率いるMI6の存在意義を問い始めていた。ボンドは秘かにマネーペニーやQの協力を得ながら、スペクター解明の手がかりとなるかもしれないボンドの旧敵、ホワイトの娘マドレーヌ・スワンを追う。死闘を繰り広げながらスペクターの核心部分へと迫る中、ボンドは追い求めてきた敵と自分自身の恐るべき関係を知ることになる――。

弟曰く、これまで観た007の中で一番面白かったとのことなので、自分も観に行きました。ちなみに初007です。いいのかこれで。
メキシコの死者の日を初めて動画で観てテンションあがって、モリアーティ登場にテンションあがりました(最後までモリアーティでした)。あと基本的に最初から最後までQに萌える映画ってことであってますよね(思い返せば思い返すほど、Qかわいい以外の感想が出てこない)。
まぁでもやっぱり007って頭空っぽにして観る男性向けの映画なんでしょうかねー。突っ込みだしたりするとキリがなさそう。女性の扱いとか。ボンドの考えなしの行動とかそういう。
評価★★★★☆


リザとキツネと恋する死者たち
『リザとキツネと恋する死者たち』ウッイ・メーサーローシュ・カーロイ監督(2016年1月27日)
日本の恋愛小説と、彼女だけに見えるユーレイ日本人歌手"トミー谷"が心のよりどころのリザ。30歳の誕生日に住み込み先の元日本大使未亡人に許可をもらい、素敵な出会いを求め外出している間に未亡人が殺害されてしまう! 刑事ゾルタンが捜査を命じられるが、リザに殺人の気配はない……。恋に恋する彼女が巻き込まれる連続殺人事件。その影にチラつくキツネの呪い……。果たして孤独なリザに幸せはやってくれるのか――。

傑作です。これはもう皆さん観ましょう。めっちゃどストライクだったというのもありますが、もうね、監督頭おかしいんじゃないかと。すんごいキワモノなんですけど、これが超はまるのです。『グランド・ブダペスト・ホテル』を観た時の興奮に近いのですが、あれよりも映画の意味不明度がかなり高いです。
とりあえず予告編を観てみましょう。どうですか、既にちょっと変でしょう。ところが実物はもっと変なのです。日本もフィーチャーされまくってますがむちゃくちゃです。登場する楽曲からしてもう謎の日本歌謡ばっかりですからね。ぜひこの面白さをですね、体感してもらいたいなと。本当に。お願いだから。
評価★★★★★


オデッセイ
『オデッセイ』リドリー・スコット監督(2016年2月17日)
人類による有人火星探査ミッション<アレス3>が、荒れ狂う嵐によって中止に追い込まれた。ミッションに参加した6人のクルーは撤収を余儀なくされるが、そのひとりであるマーク・ワトニーは暴風に吹き飛ばされ、死亡したと判断される。しかしワトニーは奇跡的に生きていた。独りぼっちで火星に取り残され、地球との交信手段もなく、次にNASAが有人機を送り込んでくるのは4年後。サバイバルに不可欠な食糧も酸素も水も絶対的に足りない。そのあまりにも過酷な現実を直視しながらも、ワトニーは決して生き延びることを諦めなかった。やがてワトニーの生存を知って衝撃を受けたNASAや同僚のクルーは、地球上のすべての人々が固唾をのんで見守るなか、わずかな可能性を信じて前代未聞の救出プランを実行するのだった……。

身も蓋もないことを言うと、原作の方が面白かったという理由で若干印象が悪いです。いや別に悪くないんですよ。ないんですけど、原作の方が100倍面白いんですよ。
ただ、とりあえず何かストレスなしに観られるちょうどいいやつない?って聞かれたらおすすめしたい、いい映画。こんなにサスペンスっぽい題材なのに、本当に緊張感がないのです(いい意味で)。音楽の使い方もすごく上手かったですね。原作の後半をかなりはしょっているので、未読の人はぜひ小説版も。
個人的に一番ツボったのは、エルロンドの会議にボロミアがいたことです。グロールフィンデルを誰かが名乗りを上げた時に(えらいマニアックなチョイスだ)、お前そこで言えよー!って思いながら観てました。

なお、映画にはなかった原作の好きなシーン
①おっぱい(ほのめかされてはいた)
②ワトニーがアレス4に着いて走って転ぶところ
③ルイス船長が一緒に寝るよう言うところ

評価★★★☆☆


モネ・ゲーム
『モネ・ゲーム』マイケル・ホフマン監督(2016年3月17日)
印象派の巨匠モネ。その代表作「積みわら」の連作には、消えた1枚が存在した……。
英国の美術鑑定士ハリー(コリン・ファース)は、その消息不明のモネの名画を使った大掛かりな贋作詐欺を企てる。完全犯罪に必要なのは、完壁な贋作と、持ち主を演じる美人の相棒PJ(キャメロン・ディアス)と、カモになる億万長者(アラン・リックマン)。成功必至の計画だったが、相棒PJがその天然すぎる性格で、次々と計画を変えてしまう。全く想像もつかない怒涛の展開に焦るハリーも大暴走、贋作の鑑定を第三者に奪われるという大ピンチに! 果たして、一発逆転なるか!?

アラン・リックマン、亡くなっちゃいましたね……悲しい……。
内容は程よいコメディクライム。騙し方も意外とクールで、悪くない作品でした。
評価★★★★☆


純黒の悪夢
『名探偵コナン 純黒の悪夢』静野孔文監督(2016年4月18日)
阿笠博士とともに東都水族館にやってきたコナンたちは、ケガをして記憶をなくした女性と出会う。彼女の瞳は左右で色が違うオッドアイ。その風貌と雰囲気から、灰原は女性が黒ずくめの組織の人間ではないかと疑う。しかし、少年探偵団は自分たちで女性の記憶を取り戻そうと大はりきり、女性と観覧車へ乗り込んでしまう。実は女性は前夜に警察庁に侵入、警察がつかんでいるスパイのリストを盗み、逃亡中に事故を起こした犯人だったのだ。しかも、黒ずくめの組織が女性を奪い返そうと迫ってきていた!!

観終わった瞬間から笑いが止まりませんでいた。というか実際ラスト20分くらい、爆発音を聞きながらずっと笑ってました。こーれーはーひどい!(大笑) ありえないほどツッコミどころはありますが、とりあえず『業火の向日葵』の100倍は面白いです。っていうか近年の中では一番面白いかも。コナンって謎解きをゼロにするとここまですごいのが出来るんだな……。
正直、無限につっこめますが、スペースもないので省略。ただ、毎年コナンを劇場に観に行っている人としては、今年は大当たりでした。まだまだ出来るもんですね、劇場版名探偵コナンも。次回は宇宙にでも行きましょう。
ちなみに誰も言ってくれていませんが、今回のMVPはドンズべりしてた阿笠博士だったのでそこはもっと評価してあげましょう(ちなみに観客が一番笑ったのも阿笠博士によるワンシーンなのでそこも評価してあげよう)。
評価★★★★☆


世紀末の魔術師
『名探偵コナン 世紀末の魔術師』(2016年4月21日)
怪盗キッドから“インペリアルイースターエッグ”を狙うと予告状が届く。コナンたちは早速大阪へ向かうが、逃走中のキッドが何者かに撃たれ…。

なぜか唯一観ていなかったコナンの過去作。これでようやく全20作品観たことになります。
この頃のコナンはちゃんと謎解きするし、フーダニットあるしで、マジで良心的で面白いですね……。若干ばたばたしているし、ラストが尻すぼみですが、キッドの扱いも上手いことやっていて、そこそこ上出来の部類だと思います。
評価★★★★☆


ベイカー街の亡霊
『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』(2016年5月3日)
バーチャルリアリティ空間で遊ぶ新型体感ゲームシステム「コクーン」が完成し、コナンたちはその披露パーティに招待される。だが、現場では開発責任者が殺される事件が発生、解決の鍵はゲームの中にあるとにらんだコナンは、ゲーム空間として用意された、切り裂きジャックの恐怖に包まれた19世紀末のロンドンへ。

観るのは2回目かな……? コナン映画史上でも屈指の出来の作品です。
やっぱりね、バーチャル空間でのアクション&謎解き、という展開が超楽しいわけです。工藤優作が探偵役となり捜査する現在パートも、こちらは倒叙ですが、しっかりと作っているし。謎解きに隙が無くツッコミどころもない、なんてことは、ま、いつも通りないわけですが、それでも謎解きとアクションのバランス、およびシチュエーションの魅力が大きい、傑作だと思います。
ところで最初に観た時からずーっと、「諸星くん一番タチ悪いやつだったのに……」と言う悲しさを感じ続けています。
評価★★★★★


漆黒の追跡者
『名探偵コナン 漆黒の追跡者』(2016年5月4日)
東京、神奈川、静岡、長野で6件の連続殺人事件が発生。警察の捜査会議に参加したコナンは、そこで刑事に変装した黒ずくめの組織のメンバーを発見する。

劇場で観て以来2回目。最初に観たときよりはマシでした。というか最初に観たときはDAIGOの吹き替えが気になって気になって……げふんげふん。でもやっぱりラストがむちゃくちゃですし、黒ずくめのメンバー“アイリッシュ”はどの警察官に変装しているのか?という謎を前面に出すからには、伏線の仕込みもちゃんとやって欲しいです。変装を見抜くポイント、ぬるすぎません? おまけに殺された人たちもかわいそうだし。60%くらい『純黒の悪夢』とかぶってるような……。それにしても蘭姉ちゃんの劇場版における戦闘員化がハンパないですね。
評価★★★☆☆


探偵たちの鎮魂歌
『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』(2016年5月28日)
コナンの正体を知る謎の黒い影にコナン、平次たちが決死の戦いを挑む。小五郎とコナンたちは謎の招待を受け、ある巨大な城へ向かうが……。

映画館ぶり2回目。10年前に映画館で観た時には、結局最後まで誰が犯人で何が起きたのかすらよく分かっていなかったのですが、今回ようやく全てを理解できました。といってそんなに評価が上がるわけではないのはなぜだろう……。悪くはないんですけどね、なんか10作目ということで気合いを入れたのが空回りしちゃった感じ。最後の爆破を待つシーンで、園子が一緒にいるのはかわいそうすぎるのでは。
評価★★★☆☆
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