……なんかめちゃくちゃ更新が遅れたんですが。
いやほんと日曜日までにはランキング記事を作りたかったんですが、こればっかりは仕方ありません。風邪引いちゃったのです。ただの熱でしたが。ちなみに弟はいまインフルエンザだかノロウイルスだか胃腸炎だかにかかったばかりです。やめろこっちくんな。
というわけで、年末恒例のはずが年始にすら間に合わなかったベスト10を発表します。去年からタイトルに「SF」を入れたんでした、そういえば。今年SF入ってないので意味ないんですけど。はっはっは。

それでは、2014年はこうなりました。どーん。


1、トマス・H・クック『夜の記憶』
2、シャルル・エクスブライヤ『死体をどうぞ』
3、ドン・ウィンズロウ『ストリート・キッズ』
4、ブライアン・フリーマントル『消されかけた男』
5、ジョエル・ディケール『ハリー・クバート事件』
6、トレヴェニアン『夢果つる街』
7、コーネル・ウールリッチ『喪服のランデヴー』
8、ジョルジュ・シムノン『モンマルトルのメグレ』
9、ラッセル・ブラッドン『ウィンブルドン』
10、トニー・ケンリック『バーニーよ銃をとれ』

ざっくり言って、1、2位が別格、4位と5位の間に越えられない壁、5位以下はかなり順位がきまぐれ、7位と8位の間にも越えられない壁、ってな感じです。今年は例年以上にランク付けが難しかったです。

まず1位は初クックになった『夜の記憶』です。これはもう本当の本当に傑作でした。読者を暗い世界に引き込み、それでいてなぜか愛おしい、謎解き要素もあるサスペンス。オールタイムベストに食い込むレベルです。いいもの読めました。
2位はフランス・ミステリを固め読みした中から1冊。これが絶版なのは非常に不満です。どたばた喜劇と戦争の絶妙なミックス。他に読んだフランス・ミステリでは『わらの女』と『殺人者は21番地に住む』が良かったですね。やはり名作は強いです。
3位は初ウィンズロウですが、いやーしかしネオ・ハードボイルドは当たると本当に当たりますね。幅が広いだけに発掘のしがいがあります。
4位はスパイ小説。さえない中年スパイが主人公という設定からして強いのにこのどんでん返し。このシリーズの次の『再び消されかけた男』はさらに評判が良いのでぜひ今年中に。
5位は唯一の新刊です。新刊入れるなら『パインズ』と迷ったんですが、まぁ正統派なのでこっちですね(笑) 作者の若々しい筆致が魅力的。どんでん返しは通常比3倍。
6位のトレヴェニアンも今年はもっと読まないと。一作ごとに大きく作風が違うということですが、この手の哀愁漂う警察小説も、もっと書いて欲しかったなと思います。
7位は最近毎年ランクインしている気がするウールリッチ。毎年一冊しか読んでませんからね。いやまぁ雰囲気を味わう作家なので、それくらいのペースが一番ちょうどいいんです。
8位はダークホース。まさかメグレ警視が10位に入るとは。読み終えたばかりというのもあるんですけど、この作品の不思議な魅力をもっと知らしめたいというのもあります。
9位は今年なんと復刊しましたね。自分も創元推理文庫版買っちゃいました。
10位のケンリックも今年読みたい作家。次は『リリアンと悪党ども』か『スカイジャック』あたり。

というわけで、かなりバリエーションに富んだランキングとなりました。あ、今年も本格ミステリが入っていない……。
その他、国内ミステリだと、岡嶋二人『あした天気にしておくれ』と戸川昌子『透明女』あたりでしょうか。数冊しか読んでませんが。今年も月イチくらいのゆるゆるペースで国内ミステリも読んでいくつもりです。

それではこのへんで。今年はなるべく読書ペースに合わせて記事更新します……。
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