常々ミステリ尽くしのこのサイトですが、たまには趣向を変えて、ファンタジーを紹介したいと思います。なぜかと言うと、「読書メーター」にいろいろ登録する際に、ちょっといろいろ思い出したからなんですが(笑)

まずはこれ。


ネシャン・サーガ1ネシャン・サーガ2ネシャン・サーガ3
『ネシャン・サーガ』ラルフ・イーザウ

伝説の杖・ハシェベトを手に入れた少年ヨナタンが、杖を届けるため南へと旅をします。裁き司なる人の秘密を明らかにしつつ、彼は世界を救うための旅へと出るのです。

単行本で全三巻でしたか。今はコンパクト文庫版で9巻で出ていますね。めちゃくちゃ面白いです。まず、きちんと世界が作り込まれて、地図があって、以前訪ねた場所が重大な意味があって……的ファンタジーは、正直大好きです。あ、読んでない人は分からなくてすみません(汗)

中学生の時は、「は?ヨナタンとジョナサン?全っ然似てないじゃん(笑)イーザウ何言ってんねん」と思っていましたが、今考えりゃ、綴りは一緒じゃないですか……。

この世界は非常によく作られていて、人間的なシビアさが、得体のしれない生き物にうまくあっているというか。登場するキャラクター一人一人が全員重要であり、最後まで綿密に練られた伏線には感服します。

交互に語られるのが、我々現代世界のジョナサンという少年。この辺りは『果てしない物語』の影響もあるのでしょうか。彼もなかなか得難い人物であり、このファンタジーが一介の子供向けに留まっていないのは、こうした現実的な要素も含んでいるからかもしれません。

今思えば、全体的に宗教的空気があるのかも……という気がします。単にキリスト教ではないんでしょうがね。よく分かりませんが。

個人的に一番印象深いシーンは、最後な最後、星を見るシーンですかね……あれは良かったです。あと、第三巻の水浴びのシーンに何かしらの期待を中学生なりに持った気がする(笑)

とにかくオススメです。

……とまあこんな具合にいろいろ紹介していきます。今後の予定は、ブライアン・ジェイクスの「レッドウォール伝説」や『幽霊船から来た少年』、C・S・ルイスの「ナルニア」シリーズに、トールキンの『指輪物語』などなどでしょうか。ナルニアや指輪物語なんかは後回しになるだろうな……なんたって、メジャーだし。
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