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シャーロット・アームストロング名言2

2019-11

『旅に出ても古書店めぐり』ローレンス&ナンシー・ゴールドストーン - 2019.05.03 Fri

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旅に出ても古書店めぐり
『旅に出ても古書店めぐり』ローレンス&ナンシー・ゴールドストーン(ハヤカワ文庫NF)

わたしたち夫婦の古書熱は冷めたかって? とんでもない。古書・稀覯本の世界は、奥深く魅力的な謎に満ちているのですから。ボストンの古書市、稀覯本収集で有名な博物館見学、ミステリ専門書店訪問、アメリカ探偵作家クラブ賞授賞式、サザビーズのオークション……古書があるかぎり、わたしたちの旅は終わりそうにありません。『古書店めぐりは夫婦で』に続き、古書へのあふれる愛情をウィットに富んだ筆致で綴る第2弾。(本書あらすじより)

以前、とある古本屋にかなり長時間いたにもかかわらず、何も買うものがなく、しかし手ぶらで出がたい雰囲気を醸し出す店主がいたために、とりあえず買った本。夫婦でゆるふわ古書店めぐりエッセイ、かと思いきや、レア本初版本ハンターと化したガチ古書コレクター夫婦が云万円の本を買いまくる話でした。意外と面白かったです。

本書は実はシリーズ物で、1作目『古書店めぐりは夫婦で』で、どうやらゴールドストーン夫妻は古書ハンターと化したそうなのです。その続きとなる『旅に出ても古書店めぐり』の最初の話はというと、『古書店めぐりは夫婦で』を出版した彼らが、ありとあらゆる新刊書店をめぐり、自分たちの著書を探しまくる……という、なんとも憐れみを誘うエピソードなのでした。楽しいじゃねぇか。
その他、エピソードによってはミステリ関連色の強いものも多く、特にミステリ作家関連の話題が多め。たまたま知り合いのつてで参加できたというエドガー賞授賞式潜入編は、色々と業界の様子がうかがえて非常に面白いです(早川浩早川書房社長も登場。1998年に、早川書房は海外ミステリを紹介した功績により特別賞のエラリー・クイーン賞を受賞しているのです)。またミステリ専門店のイベントの様子なんかも要注目。アメリカの書店って色々やってんなぁ……と思わされます。

というわけで、表紙やタイトルに騙されることなかれ、かなり内容の濃い古書エッセイでした。今度見つけられたらシリーズ1作目も読んでみるつもり。

原 題:Slightly Chipped: Footnotes in Booklore (1999)
書 名:旅に出ても古書店めぐり
著 者:ローレンス&ナンシー・ゴールドストーン Lawrence and Nancy Goldstone
訳 者:浅倉久志
出版社:早川書房
     ハヤカワ文庫NF 248
出版年:2001.02.15 1刷

評価★★★★☆
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『大統領失踪(上下)』ビル・クリントン、ジェイムズ・パタースン - 2019.04.01 Mon

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大統領失踪 上 大統領失踪 下
『大統領失踪(上下)』ビル・クリントン、ジェイムズ・パタースン(早川書房)

元大統領ビル・クリントンが描く、 迫真のサイバーテロ小説。全米100万部突破! アメリカ合衆国大統領ダンカンは密かにホワイトハウスを抜け出した。世界を崩壊させかねない大規模サイバーテロを防ぐには他に道はなかったのだ! ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー第1位獲得! 元大統領とベストセラー作家のコンビが放つ傑作スリラー(本書あらすじより)

元大統領ビル・クリントンが書いた、大統領がテロと戦うミステリ……という、話題にはなっているけど、地雷臭ハンパないミステリを読んでみました。
リーダビリティは抜群ですし、大統領のお仕事の裏側が色々と垣間見えるのも楽しいのですが、いかんせんテロ物としての展開が弱すぎます。単純にしょぼいミステリだなっていう……。

アメリカ大統領ダンカンは、とある大規模テロ発生の情報を極秘で得ていた。敵に知られずにこれを解決するには、ごくわずかなメンバーで処理するしかない。決意を固めたダンカンは、ひそかにホワイトハウスを抜け出すが……。

『大統領失踪』というタイトルから大統領の単独行動物かと思っていましたが、そんな場面はごく一部で、基本的には大統領は超優秀なスタッフに囲まれていました。そりゃそうか。
テロ発生のXデイまでに解決方法を模索し、さらに大統領の側近6人の中から内通者を見つけ出す……という、タイムリミットサスペンスに近い味わいのある作品です。大きな特徴は、主人公が大統領であるため、テロの規模もそれに対応する手段も、全て「国」ベースで動く超巨大な事件である、といったところでしょうか。

というわけで基本的にストーリー自体は悪くないように見えますが、容疑者6人の人物像を全員描き出していないだとか、敵である暗殺者「バッハ」の処理のしょぼさ、大規模テロ(実際とてつもなく大規模は大規模)の決着の都合良さ、などなど、いまいち物足りなさを感じてしまいます。っていうか暗殺者バッハとか一番ダメなんだよな……強キャラっぽく登場した割に、最後まで良いところ全然なかったじゃん……。
たぶんこの小説は、各方面に指示を出し、様々な場面で生死に関わる重要な決定を下し、祖国アメリカを救うため奮闘する、粉骨砕身☆大統領、を描くことがメインなんでしょう。「決定を下す大統領」がメインである以上、どうしても見せ場としては色々弱いし、アクション小説としても物足りないのです。これはもうあれですね、大統領が執筆に携わっている以上、しょうがないのかなと。そういう話だし。

というわけで、ド級のエンタメを期待したのに中途半端、という感じでした。むしろジェイムズ・パタースンの作品をちゃんと読んでみたいです。絶対こんなもんじゃないでしょ、実力的に。

原 題:The President Is Missing (2018)
書 名:大統領失踪(上下)
著 者:ビル・クリントン、ジェイムズ・パタースン Bill Clinton, James Patterson
訳 者:越前敏弥、久野郁子
出版社:早川書房
出版年:2018.12.15 初版

評価★★★☆☆

『シャーロック・ホームズの功績』アドリアン・コナン・ドイル、ジョン・ディクスン・カー - 2018.08.26 Sun

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シャーロック・ホームズの功績
『シャーロック・ホームズの功績』アドリアン・コナン・ドイル、ジョン・ディクスン・カー(ハヤカワ・ミステリ)

霧深き11月のある日、ベイカー街の221Bを訪れた娘はシリアと名乗った。旅行先で知り合い、好感を抱いた男性の奇妙な振舞いの謎を解いてほしいという依頼だった。チャールズというその男は、人品いやしからぬ、魅力的な人物だったが、なんの意味なのか、時計を見るにつけ逆上し、それを滅茶苦茶に壊してしまうのだった。それが何度か続き、そのあげく行方をくらましてしまったという。途方にくれたシリアは、ホームズの名声を頼ってやってきたのだった。依頼を引き受けたホームズもまた、行先を告げずに姿を消した!
4つの長篇と、56の短篇をもって〈聖典〉をなすシャーロック・ホームズ物語。しかし、その魅力ににとりつかれ、すべてを読み尽くした読者の数は知れない。その切望の声に応えてコナン・ドイルの実子アドリアン、本格探偵小説の巨匠で、屈指のドイル研究家でもあるジョン・ディクスン・カーが、’語られざる事件’12話を見事に再現した。シャーロキアン必読の、贋作ホームズ決定版!(本書あらすじより)

【アドリアン・コナン・ドイル&ジョン・ディクスン・カー】
「七つの時計の事件」 The Adventure of the Seven Clocks (1952)
「金時計(ゴールド・ハンター)の事件」 The Adventure of the Gold Hunter (1953)
「蝋人形賭博師の事件」 The Adventure of the Wax Gamblers (1953)
「ハイゲイトの奇蹟事件」 The Adventure of the Highgate Miracle (1953)
「色の浅黒い男爵の事件」 The Adventure of the Black Baronet (1953)
「密閉された部屋の事件」 The Adventure of the Sealed Room (1953)
【アドリアン・コナン・ドイル】
「ファウルクス・ラス館の事件」 The Adventure of Foulkes Rath (1953)
「アバス・ルビーの事件」 The Adventure of the Abbas Ruby (1953)
「黒衣の天使の事件」 The Adventure of the Dark Angels (1953)
「二人の女性の事件」 The Adventure of the Two Women (1953)
「デプトフォードの恐怖の事件」 The Adventure of the Deptford Horror (1953)
「赤い寡婦の事件」 The Adventure of the Red Widow (1953)

1945年、アーサー・コナン・ドイルの息子アドリアンと、アーサーの伝記を書こうとしていたジョン・ディクスン・カーは、12編のホームズ・パスティーシュを共作することを決めました。1952年~53年にかけて雑誌に発表された後に、1954年、1冊にまとめられ、このホームズ物のパスティーシュとして名高い『シャーロック・ホームズの功績』が生まれたわけです。
1作を除き、いずれも正典の「語られざる事件」をベースにしており、その元ネタとなった部分が最後に紹介されています。前半6編が共作で、後半6編がアドリアンの単独作。どれもしっかりとしたホームズ物なのですが、創作に対するスタンスというか、パスティーシュの作り方が全然違うというのが興味深いですね。

まず、前半の共作。カーの関わった6編は、ドイルを完璧に真似ているにもかかわらず、明らかにカーの作品だ、と分かるのが面白いのです。いかにもホームズ物なんですが、おどろおどろしい道具立て、不可能犯罪、恋愛要素と、いやこれホームズっぽいけど違うよね?ただのカーの趣味だよね?という感じをあえて前面に出しています。「金時計の事件」のハウダニット味とラブコメ感なんて、完全にカーおじさんじゃん、っていう。
それがオリジナリティとして良い味を出しており、しかもさすがは黄金時代の立役者カーが関わっているだけあって(ホームズ物にしては)比較的謎解きがしっかりしていて、さらに読み物としても単純に楽しく仕上がっているのです。文句のつけようがありません。6編どれも甲乙つけがたいのですが、話作りの面白さで「金時計の事件」、トリックの楽しさで「色の浅黒い男爵の事件」がベスト。

さて、問題は後半です。残念なことに、アドリアン・コナン・ドイルの単独作になった途端、クオリティがぐっと落ちるのです。
アドリアンの作品は、正直言ってカーとの共作以上に、「いかにもホームズ」。ですが、あまりに真似しすぎているのが欠点。どれも正典で見たことのあるような導入やストーリーばかり。しかも、アドリアンは本職の作家ではないためか、地の文や事件の説明がもったりしているせいでスピード感にも欠け、正典の劣化版焼き直し感がどうしても強くなってしまいます。完全に「まだらの紐」や「オレンジの5つの種」や「ボヘミアの醜聞」のパクリじゃん、みたいな話もあってつらい……っていうかカーってすごい……。
最初の2編は謎解きをやろうとしたが故にかなり微妙な出来ですが(突然ラストに登場する犯人、みたいなのはある意味ホームズっぽい)、残り4編はホームズお得意の冒険系の話にシフトしたせいか、ややマシかも。最後の「赤い寡婦の事件」が、舞台立てや、短編集としてのまとめ方などが面白いので(アドリアンが上達したのかもしれない)、アドリアン単独作の中ではベスト。

とはいえ、『功績』は全編パスティーシュとしてのクオリティが非常に高い上に、正典の「語られる事件」を描き出典も示すなど、何から何まで超ちゃんとしているので、あーなんか普通にシャーロック・ホームズ読みたいなぁと思って手に取るのに最適です。かなり楽しい読書を保証できる良い一冊でしょう。普通に正典レベルでガンガン読まれて良いと思います。
自分が読んだのは2004年19版なんですが、この時文庫化すれば良かったのに……。ここ数年、古本でも手に入りにくくなっているので、見つけ次第確保しておくことをオススメします。

原 題:The Exploits of Sherlock Holmes (1954)
書 名:シャーロック・ホームズの功績
著 者:アドリアン・コナン・ドイル、ジョン・ディクスン・カー Adrian Conan Doyle, John Dickson Carr
訳 者:大久保康雄
出版社:早川書房
     ハヤカワ・ミステリ 450
出版年:1958.05.31 初版
     2004.07.15 19版

評価★★★★☆

『偽りの書簡』ロサ・リーバス&ザビーネ・ホフマン - 2016.08.22 Mon

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偽りの書簡
『偽りの書簡』ロサ・リーバス&ザビーネ・ホフマン

1952年、独裁政権下のバルセロナで上流階級の未亡人が絞殺された。新聞記者アナは取材中に被害者が受け取った恋文を発見する。差出人がわからず、聞き込みでも恋人の存在が確認できなかったが、思わぬ援軍を得る。はとこの文献学者ベアトリスは、文章の綴り方、言い回し、形容詞等から書いた人物像を巧みに描き出し、驚くべき手がかりを見つけ出す。言語と文学を愛する文献学者と、猪突猛進の新人記者が織りなす傑作ミステリ!(本書あらすじより)

ううううん微妙。パンチの弱い集英社文庫の新刊みたい。
文献学者が手紙から思わぬ真実を見つけるビブリオ・ミステリ……みたいなストーリーをイメージするかもしれませんが、ちょっと違います。そういう要素もあるんですが、どちらかと言うとこれは192年の独裁政権下のバルセロナにおける、政治的陰謀と駆け引きと、それに巻き込まれた一般庶民の戦いの物語です。

まず設定もストーリーも悪くないんですが、キャラクターの立ち位置や行動が結構いい加減なのが気になります。主人公の女性記者アナは、まぁ元気はいいけど魅力的かと言うとそうでもないし、もうひとりの主人公である文献学者のベアトリズは引きこもりオタク学者っぽいんだけどもっとその才能を発揮させて読者を感心させないと。さらにアナと行動を共にするも敵対関係にあるバルセロナ一の刑事カストロは、頭が硬いんだか柔らかいんだか優しいんだかそうでないんだか安定しません。一番よくないのは、最後あの人とあの人がくっつくことかな。急展開すぎでは。

ストーリーは、1952年のバルセロナという暗い舞台がよく書けているとは思いますし、些細な手紙の表現から始まった事件が政治的な大きい事件へと発展し、主人公たちがそれに巻き込まれていくのもまぁ分かります。大きいといっても、あ、偉い人に狙われる理由ってそれなのかー、みたいな残念さもあるのですが、550ページきちんと話を持たせられているので、退屈ではありませんでした。
ただ、風呂敷を広げたわりに畳み方が何だかざっくりしているのです。この話は最終的に、アナとベアトリズたちはいかにして政府から身を守るか、という駆け引きになるのですが、何だか藪をつついて蛇を出した後そっと戻した、みたいな肩透かし感のある解決方法でした。これはあくまで庶民の物語なので、市井の人がどう対抗するか、という話としてはこれくらいが限界なのかもしれませんが……。

結局、全体的にこちらの期待を上回れなかった、というのが正直なところです。もう少しネタを生かして欲しかったかなー。

原 題:Don de lenguas(2013)
書 名:偽りの書簡
著 者:ロサ・リーバス&ザビーネ・ホフマン Rosa Ribas & Sabine Hofmann
訳 者:宮﨑真紀
出版社:東京創元社
     創元推理文庫 Mリ-8-1
出版年:2016.05.31 初版

評価★★★☆☆

『たとえ傾いた世界でも』トム・フランクリン&ベス・アン フェンリイ - 2014.12.16 Tue

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たとえ傾いた世界でも
『たとえ傾いた世界でも』トム・フランクリン&ベス・アン フェンリイ(ハヤカワ・ミステリ)

出逢うはずのなかった二人、出逢うべきではなかった二人――ここはミシシッピ川の増水により、崩壊が近づく町。密造酒を作り続けるディキシー・クレイは、愛する赤子を亡くした。一方、潜入調査のため町に向かう密造酒取締官のインガソルは、かつて孤児だった哀しみを抱えてきた。彼は道中、銃撃戦に巻き込まれて奇跡的に生き残った赤子を拾ってしまう。ディキシー・クレイが我が子を亡くしたことを町で聞きつけたインガソルは、彼女に赤子を託す。敵対する関係とは知らず、温かい何かが二人の間に芽生えるが……『ねじれた文字、ねじれた路』『密猟者たち』の著者が紡ぐ希望。愛と感動のミステリ。(本書あらすじより)

トム・フランクリンは初読。『ねじれた文字、ねじれた路』は未読です。あれは結構評判良かったですね、たしか。
というわけでどんなもんかと思っていたら、いきなりの共作でした。うーん、なんだこれは。ミステリ……なんでしょうかそもそも。犯罪要素が、まぁなくもなくもない……か、うーん。
薄いのに、読み切るのにずいぶんと時間がかかってしまいました。どうもこの手のアメリカンミステリというか、アメリカ南部のミステリというか、禁酒法時代のミステリというか、ミステリというか小説が、苦手な気がします。うーん。
アメリカ南部禁酒法時代を、洪水という当時の大問題と絡めて描いた、ミステリというより雰囲気小説。一番苦手な時代です。つまらなくはないけど、これといって好きになるポイントがないのが結構つらかったんです、たぶん。

要するに子守小説で、密造酒取締官と、密造酒を作らされている密造酒売人の妻と、どこぞの捨て子の物語。混乱した時代の混乱した状況で、赤ん坊のために不器用な密造酒取締官は何をしてやれるか……完全な人情小説ですねこれ。堤防が決壊するまでは、これが実にだらだらと続くのですよ。一方決壊した後は、この実在の洪水にいかに人々が立ち向かうか、みたいな力強さというか、人間のしぶとさが感じられて、もうそれこそミステリじゃないんですけど、こちらは非常に良かったかなと思います。

2人の密造酒取締官の友情や、子供をきっかけに結びついていく男と女の物語など、終盤は読みどころが多いですねー。そんなうまくいきすぎだろってくらい好都合な展開が潔いのも良し。でもやっぱり前半がそんなに楽しめないのが個人的にはマイナスです。それからそもそも禁酒法が嫌いです。
え、うーんと、ほら、禁酒法時代のなんか暑い空気がまず好きじゃないし、ギャングとかマフィアも好きじゃないし、やたらと政府が取り締まるみたいな国の雰囲気も好きじゃないし、みたいな感じ。個人的な好みですが。

というわけで、どうすんですか何にも書きようがない……なぜポケミスから出たんでしょうね……。
ちなみにこれで、この年度のポケミスは12冊中7冊読んだことになります。がんばったなー。

書 名:たとえ傾いた世界でも(2013)
著 者:トム・フランクリン&ベス・アン・フェンリイ
出版社:早川書房
     ハヤカワ・ミステリ 1886
出版年:2014.08.15 1刷

評価★★★☆☆

『被告人、ウィザーズ&マローン』スチュアート・パーマー&クレイグ・ライス - 2014.11.09 Sun

海外合作他
被告人、ウィザーズ&マローン
『被告人、ウィザーズ&マローン』スチュアート・パーマー&クレイグ・ライス(論創海外ミステリ)

ジョン・J・マローン弁護士とヒルデガード・ウィザーズ教師、夢の共演が遂に実現! 二大作家によるコラボレーション短編集。「クイーンの定員」に採られた異色の一冊。(本書あらすじより)

目次
「今宵、夢の特急で」(1950)
「罠を探せ」(1951)
「エヴァと三人のならず者」(1954)
「薔薇の下に眠る」(1955)
「被告人、ウィザーズとマローン」(1963)
「ウィザーズとマローン、知恵を絞る」(1959)

この本のために新しく「合作」のカテゴリを作りましたからね、えぇ。今後出番が当分なさそうですけど。
弁護士マローンが殺人事件に巻き込まれ、窮地に陥ったマローンをおせっかいおばさんウィザーズが救い出す×6編のどたばたユーモアミステリ。驚異的な安定感があり、読んでいて非常に楽しいですよ。なんか久々に純粋に楽しい論創かも。これは当たり。

合作の仕方などは前書きなどに詳しいですが、いやそれにしてもここまで2キャラが個性を発揮しまくりながら違和感なく競合しているのは素晴らしいと思います(といってもパーマー読んだことないしライスのマローン物も1つしか読んだことがないので適当)。どうしようもなく酔いどれのマローンとやかましいミス・ウィザーズが一緒になって正義を求める様は実にカッコイイ。
6編の質も全て平均以上の見事な仕上がりっぷりで、殺人事件に見事に巻き込まれることを発端にユーモラスなどたばたと謎解きを見せてくれます。本当に楽しくって。これぞキャラ物ミステリの王道ってやつですよ。マローンの秘書マギーの活躍にも注目したいところ。

ベストは法廷物的な面白さがあり、ウザ検事をぺしゃんこにするのが楽しい「ウィザーズとマローン、知恵を絞る」ですね、もうこれは間違いなく。発表年代順的には5番目のこれを最後に持ってきたのは秀逸です(本国版もこの順番みたいですね)。こういう古き良きおちゃらけたミステリが紹介されるのっていいなぁ。毎年1冊でいいので、各社よろしくお願いします。

書 名:被告人、ウィザーズ&マローン(1950~1963)
著 者:スチュアート・パーマー&クレイグ・ライス
出版社:論創社
     論創海外ミステリ 124
出版年:2014.06.30 初版

評価★★★★☆

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ヨッシー

Author:ヨッシー
クリスティ、デクスター、グライムズ、ディヴァインが好きな、ヨッシーことTYこと吉井富房を名乗る遅読の社会人3年目が、日々読み散らかした海外ミステリ(古典と現代が半々くらい)を紹介する趣味のブログです。ブログ開始から9年になりました。ちなみにブログ名は、某テンドーのカラフル怪獣とは全く関係ありません。
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