シャーロット・アームストロング名言2

2018-07

『葬儀屋の次の仕事』マージェリー・アリンガム - 2018.07.16 Mon

アリンガム,マージェリー
葬儀屋の次の仕事
『葬儀屋の次の仕事』マージェリー・アリンガム(論創海外ミステリ)

ロンドンの寂れた商店街に佇む名家の屋敷。教養ある血筋を襲う不可解な事件! 素人探偵アルバート・キャンピオンが暴く、葬儀屋の“次の仕事"とは……?(本書あらすじより)

疲れたけど面白かった、と、面白かったけど疲れた、は紙一重なのです。この本、ぶっちゃけ後者なのですが、これは悪い意味ではありません。
読み途中だった時は、正直微妙だったはずなんです。ところが、読み終わってみるとめちゃ面白かった気がしてきました。うーん、なんだこの読後感は。

ロンドンのとある街で、おなじみアルバート・キャンピオンが友人の依頼を受けて、得体の知れない事件に挑みます。旧家内で起きる毒殺事件、怪しげな下宿人たち、うさんくさい葬儀屋ほか近隣住民などなど……。この街で葬儀屋の果たしている役割とは何なのか、そして毒殺事件の真相は?

次々と事件が起きるわりに、中盤すぎまではマジで何だかよく分からないというか、全体像が見えません。極端な話、奇人変人まつり以上の何物でもないような気がしていました。実際、その通りではあります。
ただ、気付けばむしろそれが良くなってくるんです。特に、殺人の舞台となっている旧家、パリノード一家の老3きょうだいの素敵さがすごいのです。隠喩暗喩でしか言葉を交わせなかったり、遠回しな表現のみで会話したりするなど、ある種現世を超越しているめんどくさいおじいちゃん、おばあちゃんたち。決して登場場面が多くはありません。が、このクセの強いキャラクターたちが、この分厚い物語の中心にどっかりといることを常に意識させられるのです。

そして、登場人物も(チラッと出る人を含めて整理できないほど)多い中で、最後ゴタゴタしていた事件が実に鮮やかにまとめられた瞬間、めっちゃ感心してしまいました。これはいわゆる「屋敷もの」ではなく、「街もの」、つまり、エプロン街というロンドンの一角が舞台の作品なのです。謎解きと言っても筋の通った説明をつけるタイプのものですし、ところどころ理にかなわない行動を(キャンピオンが指摘するように)前提としていますが、でも、なんだろう、悪くないんだよなぁ。
1949年のイギリスという舞台でしか機能しない伏線なんかもありますが、それがむしろ上手さを感じさせます。古いもの(戦前)と新しいもの(戦後)の対比が、事件や登場人物の関係、謎解きなどに見事に反映されているのです。個性のない探偵というキャンピオンのキャラクターは、こういう事件でこそ映えるんですね。

アリンガムは、本格寄りだったり冒険寄りだったりと、作風が一貫していないため、人によって作品ごとに当たりはずれが多いと思いますし、創元の短編集と比べると『葬儀屋の次の仕事』は人を選ぶタイプだと思います。アリンガム再評価の進むこの機会に、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

原 題:More Work for the Undertaker (1949)
書 名:葬儀屋の次の仕事
著 者:マージェリー・アリンガム Margery Allingham
訳 者:井伊順彦、赤星美樹
出版社:論創社
     論創海外ミステリ 206
出版年:2018.03.30 初版

評価★★★★☆
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『影の子』デイヴィッド・ヤング - 2018.07.15 Sun

ヤング,デイヴィッド
影の子
『影の子』デイヴィッド・ヤング(ハヤカワ・ミステリ)

1975年2月、東ベルリンの〈壁〉に接した墓地で、少女の死体が発見される。現場に呼び出された刑事警察の女性班長ミュラー中尉は衝撃を受ける。少女の顔面は破壊され、歯もすべて失われていたのだ。しかも現場にはいち早く国家保安省(シュタージ)のイェーガー中佐が来ており、やがて異例のことながら事件の捜査がミュラーたちに命じられる。やはり背後には何かがあるのか? 彼女の捜査は、知らず知らずのうちに国家の闇に迫っていく……冷戦時代、鉄のカーテンの向こう側の事件を描いた傑作。(本書あらすじより)

冷戦中の、東ベルリンという特異な舞台で起きる殺人事件。捜査を命じられた刑事警察の女性班長は、すぐにこの事件が見かけ通りのものではないことに気付くが、国家保安省に都合の良い解決を導き出すことを求められる。
という冒頭を読んで、かなり期待していたのですが……う、うーん。最初は、めちゃくちゃ面白そうな歴史ミステリだと思ったのに……。
いや、確かに、面白いんです。歴史小説としても警察小説としてもポケミスっぽさ(?)としても、悪くないどころかむしろ良いんです。良いんですけども。

東ベルリンを舞台に、東ドイツという国のあり方に疑問を抱いていない(ここ大事)刑事警察唯一の女性班長が捜査にあたる、という設定は、最初かなり良いと思いました。ナチス・ドイツ警察物の読み心地に近い(秘密警察の存在感とか)のですが、主人公が体制に肯定的で、西側諸国を下に見ている、というのは今まで読んだことがありません。ファシズムや社会主義体制下のミステリを今の視点で書く場合、体制に批判的な主人公、という設定が(書きやすいためか)多いわけですよ。ただ実際のところ、当時は肯定的な人だっていっぱいいたわけです。という、当たり前の視点が持てるのは大変興味深いです。
そんな女性班長ミュラーが、捜査の一環で西ベルリンに出かけ、その過程でちょっと東側の体制に疑問を持ち始める、わけですね、もちろん。西側諸国と隣接していることを常に意識させられるのが面白いです。ちょっと『都市と都市』っぽい……ってベルリンが元ネタみたいなものだから当たり前か。

じゃあ、なぜもにょったのか。たぶんですが、いろいろと描かない部分がめっちゃ多いのが気持ち悪いんです。いや、小説ですから、全部書く必要はもちろんないんですが、それにしても中途半端。これはシリーズ化を前提としているからなのか、それとも全てが明らかにならない東ドイツことドイツ民主共和国マジカオスっていう演出だからなのか。そもそもの主題は「影の子」(原題の「シュタージ・チャイルド」)だということは最後にちゃんと分かるので、作者の狙いは達成できているんでしょうけど……。
シリーズ化を前提としていても、大丈夫なことだってあるのです。例えばトニ・ヒルの終わらせ方なんかは、1作目とか超中途半端でしたけど、すごい許せます(ところで3作目は、とっくに本国では出ているんだけど、いつ訳されるの?)。ただ、『影の子』の中途半端さは、そもそもトニ・ヒルの中途半端さとは全然別物なので、何と言ったら良いのか分かりません。

とりあえず、冷戦下ミステリに興味がある人は、ぜひ手に取ってみればよいと思います。その上で、この作者のアプローチの仕方を、判断してみてはいかがでしょうか。

原 題:Stasi Child (2015)
書 名:影の子
著 者:デイヴィッド・ヤング David Young
訳 者:北野寿美枝
出版社:早川書房
     ハヤカワ・ミステリ 1931
出版年:2018.05.15 1刷

評価★★★☆☆

『日曜の午後はミステリ作家とお茶を』ロバート・ロプレスティ - 2018.07.08 Sun

ロプレスティ,ロバート
日曜の午後はミステリ作家とお茶を
『日曜の午後はミステリ作家とお茶を』ロバート・ロプレスティ(創元推理文庫)

「事件を解決するのは警察だ。ぼくは話をつくるだけ」そう宣言しているミステリ作家のシャンクス。しかし実際は、彼はいくつもの謎や事件に遭遇し、推理を披露して見事解決に導いているのだ。取材を受けているときに犯罪の発生を見抜いたり、『マルタの鷹』初版本盗難事件に挑んだり、講演を依頼された大学で殺人事件に巻き込まれたり……。図書館司書の著者が贈る連作短編集!(本書あらすじより)

「シャンクス、昼食につきあう」 Shanks at Lunch (2003)
「シャンクスはバーにいる」 Shanks at the Bar (2014)
「シャンクス、ハリウッドに行く」 Shanks Goes Hollywood (2005)
「シャンクス、強盗にあう」 Shanks Gets Mugged (2005)
「シャンクス、物色してまわる」 Shanks on the Prowl (2006)
「シャンクス、殺される」 Shanks Gets Killed (2009)
「シャンクスの手口」 Shanks on Misdirection (2009)
「シャンクスの怪談」 Shanks' Ghost Story (2014)
「シャンクスの牝馬」 Shanks' Mare (2014)
「シャンクスの記憶」 Shanks for the Memory (2014)
「シャンクス、スピーチをする」 Shanks Commences (2012)
「シャンクス、タクシーに乗る」 Shanks' Ride (2013)
「シャンクスは電話を切らない」 Shanks Holds the Line (2014)
「シャンクス、悪党になる」 Shanks Goes Rogue (2016)

今年一番の話題作になりつつあるような短編集。確かに現代でこういうミステリ短編集は貴重です。良いものを読んだ、という感じ。
どれも20ページほどの短編で、長くても40ページくらい、短いものだと6ページしかありません。寝る前に1編だけ読むような、気軽で、軽く捻りもある、軽妙なミステリ短編集なのです。『黒後家蜘蛛の会』とか、『快盗ルビイ・マーチンスン』とか、ジャック・リッチーとかを思い起こさせます。最近はこの手の短編集はなかなか訳されないので……(という訳者の思いは、後書き参照)。

ミステリ作家シャンクスの出くわした、ちょっとした事件からちょっとしない事件まで、を描いた14作品が収録されています。ほとんどの作品が《アルフレッド・ヒッチコック・ミステリ・マガジン》に掲載されたもので、それら9編に未発表作品4作を加えた形で、本国で『Shanks on Crime』として2014年に発表されています。日本版は、これに最新作「シャンクス、悪党になる」を付け加えたもの。

ミステリ作家シャンクスによる作家あるあるネタが、思ったより豊富に散りばめられているのが効果的で、程よいユーモアとなり、楽しく読めるのかなと思います。極力血なまぐさい犯罪を排した中で、謎解きのシチュエーションを設けようとする作者のがんばりがすごい……。作者自身が、この手の気軽な作品って良いよね!という気持ちで書いているのがこのシャンクス・シリーズのようです。だから、三回連続で雑誌掲載を断られたあげく、泣く泣くシャンクスを殺人と遭遇させざるを得なかった作者の気持ちを考えると……うぅむ、作家はつらいぜ。

良い意味で全部70点くらいですが、特に印象に残ったのは、多重解決の趣もある「シャンクスはバーにいる」、安楽椅子探偵ものの「シャンクス、タクシーに乗る」あたり。比較的長めの「シャンクス、スピーチをする」も面白かったので、中編、長編もいける作家なのかもしれません。
がっつり本格ミステリ寄りのものから、ツイストを楽しむもの、日常の謎、コン・ゲーム風までテンコ盛りですので、何か好きな作品が見つかるのではないでしょうか。各作品の後の、作者による一言コメント(黒後家蜘蛛風)と合わせて、ぜひどうぞ。

原 題:Shanks on Crime and the Short Story Shanks Goes Rogue (2003~2014)
書 名:日曜の午後はミステリ作家とお茶を
著 者:ロバート・ロプレスティ Robert Lopresti
訳 者:高山真由美
出版社:東京創元社
     創元推理文庫 Mロ-10-1
出版年:2018.05.11 初版

評価★★★★☆

『スパイたちの遺産』ジョン・ル・カレ - 2018.07.01 Sun

ル・カレ,ジョン
スパイたちの遺産
『スパイたちの遺産』ジョン・ル・カレ(早川書房)

去年の11月に、『寒い国から帰ってきたスパイ』『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』の続編であるル・カレの新作が早川書房から出ました。そのために、わざわざ『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』を読んだわけですよ。準備万端、いざ『スパイたちの遺産』です。
普通に面白かったのですが、なんか読み終わった後もやもやするんですよ。ちょっと考えたら、理由が分かりました。続編を読んでいるつもりだったのに、続編じゃなくてスピンオフだったからなのです。上手く伝わらないと思いますが、たぶんそういうことなんだぜ。
以下の感想は、ネタバレはありませんが、『寒い国から帰ってきたスパイ』を未読の方は避けた方がいいと思われます(本書のあらすじからしてそう)。『寒い国』は名作ですので、出来ればそちらを読んでからご覧ください。

〔公式本書あらすじ〕スマイリーの愛弟子として幾多の諜報戦を戦ってきたピーター・ギラムは、老齢となり、フランスの片田舎で引退生活を送っていた。ある日、彼は英国情報部から呼び出され、警くべきことを知らされる。冷戦のさなか、“ウィンドフォール”作戦の任務についていた英国情報部員アレック・リーマスは、その恋人エリザベスとともに、ベルリンの壁で東ドイツ側に射殺された。そのリーマスの息子とエリザベスの娘が、親の死亡した原因は英国情報部にあるとして訴訟を起こそうとしているというのだ。ギラムとスマイリーの責任も問う構えだという。現情報部は“ウィンドフォール”作戦について調べようとしたが、資料は消えていた。スマイリーの行方も杳として知れない。厳しい追及を受け、ギラムはやむなく隠した資料を引き渡すが……。やがて明かされる衝撃の事実とは? そして、訴訟の行方は? 魅惑的な設定で描く『寒い国から帰ってきたスパイ』『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』の続篇!(本書あらすじより)

長い。要約します。
主人公はピーター・ギラム。伝説のスパイであるジョージ・スマイリーの弟子です。とうに引退した彼のもとに、英国情報部からの呼び出しが。冷戦中、ギラムとスマイリーが中心となって行った作戦に対して、冷戦中に死亡したスパイ、アレック・リーマスと恋人エリザベスの遺族が訴訟を起こそうとしているというのです。聞き取りの中で、ギラムは過去の作戦を回想していくのですが……。

ル・カレなので、相変わらず読みにくいのです。が、54年も前の傑作を、視点と時代を変えて描き直し、それが実際上手くいっているというのはそれだけですごいんですよね。86歳のはずなんですけどね、ル・カレさん。
でもですね、『寒い国』のあらすじが頭から抜けていたので、昨日 Wikipedia でチェックし直しましたが、もうこれ、ル・カレが読みにくいとかじゃないんですよ。『寒い国〜』の内容が頭に入っていない人は、はなから相手にしてないのです(しかしその潔いまでの半世紀ごしのスピンオフっぷりが良い)。なお、『ティンカー』で判明する英国情報部の裏切り者の名前も普通に出てくるので、そちらもネタバレ注意。

冷戦後、現代のピーター・ギラムが、半世紀前の『寒い国』の事件に関して訴訟を起こされる、という導入は、冷戦後のスパイのあり方をル・カレ自身が見つめ直す、というわけで面白いとは思います。しかしさっきも書いた通り、あくまで『寒い国』の話を、視点と時代を変えて描き直す、というのが本書のメイン。この訴訟云々は、最終的に雑な処理をされるのです。だから、あぁ続編じゃないんだな、と思った次第。
だからどっちかと言うと、回想の形で描かれる『寒い国』前日譚(ここに、オリジナルの、いつもの冷戦期のスパイ小説がある)であり、別視点の『寒い国』なのです。実はこんな意外な出来事が背景に?!みたいな話ですらありませんし、ポスト冷戦期ならではのスパイ小説、みたいな冒頭でありながら、そんな話でもありません。

うーんなんでしょうね、やっぱり消化不良なのかなぁ。続編ではないということを押さえておけば、きちんと楽しめると思いますが、単体のスパイ小説として評価するとどうしても厳しいのかな、という感想です。

原 題:A Legacy of Spies (2017)
書 名:スパイたちの遺産
著 者:ジョン・ル・カレ John le Carré
訳 者:加賀山卓朗
出版社:早川書房
出版年:2017.11.25 初版

評価★★★☆☆

『そしてミランダを殺す』ピーター・スワンソン - 2018.06.28 Thu

スワンソン,ピーター
そしてミランダを殺す
『そしてミランダを殺す』ピーター・スワンソン(創元推理文庫)

実業家のテッドは空港のバーで見知らぬ美女リリーに出会う。彼は酔った勢いで、妻ミランダの浮気を知ったことを話し「妻を殺したい」と言ってしまう。リリーはミランダは殺されて当然だと断言し協力を申し出る。だが殺人計画が具体化され決行日が近づいたとき、予想外の事件が……。男女4人のモノローグで、殺す者と殺される者、追う者と追われる者の攻防を描く傑作ミステリ!(本書あらすじより)

ピーター・スワンソン、すでに1作紹介されていた作家だったんですね。『そしてミランダを殺す』、今年の新刊の中ではずば抜けて話題となっている(気がする)作品です。
んーむ、意地が悪いの一言に尽きるなぁ。正直苦手なタイプの終わり方ですが、確かに新刊の中でも非常に良いです。良いのは間違いない。

飛行機の中で出会った見知らぬ女性リリーと、テッドは妻を殺すアイデアを話し合ってしまう。その場の勢いかと思いきや、リリーの提案に乗り気になってしまったテッドは、その後も密会を続け、妻を殺す計画を立てる。しかし実行目前、事態は思いもよらない展開に……。

登場人物を極限まで絞った中で、章ごとで交互に語り手を変えるスタイル、子供時代を振り返る回想の挿入、先を読ませない引っ張り方、緊張感を切らさない書きっぷりと、サスペンスのお手本のような出来栄えに、普通に感心しかありません。特に、先を読ませない展開の連続はお見事。序盤こそゆっくりとしていますが、中盤以降はそれこそ何が起きるか分からない油断の出来ない雰囲気が続きます。
200ページ費やす第一部は、黙々と殺しの計画を立てるばかりで動きに欠けるところを、謎の女リリーの過去エピソードでちゃんと盛り上げ、仕込みも十分。しかしながら、この作品で一番アツいのは、突如大きく物語が動き出し、ある二人の人物の戦いを描いた第二部でしょう(どうなるかハラハラさせるだけに、割と決着はあっさりしてたけど)。第三部は、まぁこの作者ならこうやりそうだな、という感じ。
そして、このサスペンスを盛り上げる基本となるのが、知能戦なんですよね。頭の良い登場人物たちによる、先の読み合いに痺れます。頭の悪い人間は、頭の良い人間のコマ以上にはなれない感じも笑えますね……容赦ない……。

というわけで、とりあえず普通に読んでみることをおすすめします。個人的には、何かこう物足りなさもあるんです。お手本っぽさがあって変なところがないからなのか、それとも結末の後味の悪さが苦手だからなのか。ただ、積極的にダメな点も思いつかないし、やはり良作なのは間違いないのかな、と思います。

原 題:The Kind Worth Killing (2015)
書 名:そしてミランダを殺す
著 者:ピーター・スワンソン Peter Swanson
訳 者:務台夏子
出版社:東京創元社
     創元推理文庫 Mス-16-1
出版年:2018.02.23 初版

評価★★★★☆

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ヨッシー

Author:ヨッシー
クリスティ、デクスター、グライムズ、ディヴァインが好きな、ヨッシーことTYこと吉井富房を名乗る遅読の新社会人が、日々読み散らかした海外ミステリ(古典と現代が半々くらい)を紹介する趣味のブログです。ブログ開始から7年になりました。ちなみにブログ名は、某テンドーのカラフル怪獣とは全く関係ありません。
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